オランダ遠征(9日カメルーン戦、13日コートジボワール戦)を戦う日本代表25名が発表!
W杯経験者9名、東京五輪世代7名とバランスの取れたワクワクするメンバーです。
今回は、私の独断と偏見による新フォーメーションを提案してみたいと思います。
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ズバリ! 遠藤航選手をアンカーに起用した4-1-3-2!
これからの日本代表が、もっともっと攻撃的であってほしいとの願いを込めて。
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この記事の目次
- サッカーにおけるフォーメーションの変遷
- オランダ遠征での注目プレーヤーは遠藤航選手
- 新フォーメーションを提案!遠藤航選手をアンカーに起用した4-1-3-2
- 最後に
1.サッカーにおけるフォーメーションの変遷
サッカーのフォーメーションは、その時代によってトレンドがあります。
W杯をひとつの目安に、その変遷を私なりにざっくりと追ってみると、
- クライフのトータルフットボール時代 4-3-3
- 1986・1990大会 3-5-2
- 1994~2006大会 4-4-2
- 2010~2018大会 4-2-3-1
こんな感じかと思います。今のトレンドは4-2-3-1です。
4-2-3-1は2列目の両サイドにウイングの選手が入ることが多く、実質攻撃時は4-3-3です。
日本代表では、オフト時代が4-4-2、フランス・日韓W杯3-5-2、ドイツW杯4-4-2、南アW杯4-1-4-1、ブラジル・ロシアW杯4-2-3-1となっています。
DF出身の私の個人的な意見は、体は大きくないけれど、すばしっこい日本人の特徴を活かして、カバーリングのできるスイーパータイプの選手を置く、3-5-2が日本にあっているのではないかと思っています。
2.オランダ遠征での注目プレーヤーは遠藤航選手
今回のオランダ遠征で私がプレーを1番楽しみにしているのは遠藤航選手。
リオ五輪代表主将。ロシアW杯ではメンバー入りするも出場機会はありませんでした。
次のカタールW杯ではチームを牽引する存在になると、みんなが期待している選手です。
所属のシュトゥットガルトでは、19-20シーズンを2部ベストイレブンの活躍で引張り、チームをブンデスリーガ1部に導きました。
私が見る遠藤航選手の特徴は、この2つです。
- 対人プレーの強さ
- 前線への楔のパス
対人プレーの強さは、五輪代表時代からのストロングポイントでしたが、海外に渡ってからは日本代表での試合でも、効果的に楔のパスをFWへ送るシーンがとても多くなっています。
ここ最近のシュツットガルトの試合をみても、遠藤選手のプレースピードがあがっているのは明白で、ボールをもらう前に、前線の選手のポジションを的確に把握しているので、楔のパスに迷いがなく、それがよく通る要因にもなっています。
3.新フォーメーションを提案!遠藤航選手をアンカーに起用した4-1-3-2
格上を相手に先制された時、アジアの戦いではやめに先制したい時、つまりは攻撃的にいきたい時、ズバリ! 遠藤航選手をアンカーに起用した4-1-3-2!
今の遠藤選手なら、アンカーのポジションで十分に守備と攻撃を両立させてくれます。
今回のオランダ遠征なら、大迫選手と岡崎選手のツートップもいいし、ワントップにして2列目を久保選手、鎌田選手、南野選手、堂安選手の4枚にするのも面白い。
伊東選手や三好選手も観てみたいし、今回選ばれなかった中島選手や食野選手、乾選手や香川選手にもまだまだチャンスはあるでしょう。
4.最後に
若い選手が多くて人材豊富な2列目は、これからカタールワールドカップに向けて最激戦区です。ベスト8に進出するためには、この2列目の選手の活躍が必須となります。その2列目の若い選手たちをうまく活かすためには、ボランチ、アンカーのポジションに入るであろう遠藤選手の働きがカギになってくるでしょう。
オランダ遠征、攻撃的な日本代表が観たい!