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ワールドカップ初戦のジンクスを打ち破った2チーム。イタリア大会のアルゼンチン、アメリカ大会のイタリアチームを紹介。

投稿日:2020年8月30日 更新日:

ワールドカップ

子供のころの記憶は鮮明です。私は1990年イタリアワールドカップ以降の8大会を観戦してきました。この記事では、1990年イタリア大会のアルゼンチンと1994年アメリカ大会のイタリアチームについて書いてみたい。というより、ディエゴ・マラドーナとロベルト・バッジョについて語りたいと思います。

    この記事の目次

  1. 初戦のジンクスを打ち破った2チーム
  2. ディエゴ・マラドーナ
  3. ロベルト・バッジョ
  4. この2人はよく似ている
  5. 最後に



1.初戦のジンクスを打ち破った2チーム

ワールドカップのグループリーグは初戦を勝利すると突破率85%、負ければ10%というデータがあります(1998年大会以降のデータ)。しかし、逆をいえば、初戦敗退からの逆転劇は人々を魅了するということです。

1990年イタリア大会。アルゼンチンは前回優勝国として開幕戦に登場します。しかし、全世界注目の一戦で、退場者を2人だし9人となったカメルーンに1-0でまさかの敗戦を喫してしまいます。

1994年アメリカ大会。優勝候補のイタリアもアイルランドに1-0と初戦黒星。この両チームともにデータ上では、グループリーグ突破の可能性は10%となってしまいます。

しかし、両チームとも続く2試合を1勝1分けでしのぎ、みごとに決勝トーナメントに進出し、最終的には決勝までたどり着きます。

2.ディエゴ・マラドーナ

イタリア大会のマラドーナはよく蹴られていました。今ならレッドカードであろう足の裏で、何度も蹴られていました。

ブラジル戦では後半途中までほどんど見せ場を作れませんでしたが81分に仕事をします。センターサークル付近からドリブルを開始すると相手2人を振りきり、アタッキングサードに入ったところで、ディフェンス4人を引き付けカニージャに絶妙のタイミングでスルーパス。カニージャはキーパーを抜き去り、無人のゴールへボールを蹴り込みました。

準々決勝は、オシム率いる東欧のブラジルことユーゴスラビア戦。0-0で迎えたPK戦では、ストイコビッチもマラドーナもPKを外しました。頭を抱えてピッチにへたり込むマラドーナの映像はこれからも流され続けることでしょう。

この大会のマラドーナは、年齢的なものかコンディションの問題かはわかりませんが、著しくアジリティを欠いていました。だだ、天才はドリブルという武器がなくても、アシストに専念し、チームを勝利に導いていきました。

3.ロベルト・バッジョ

アメリカ大会のバッジョは満身創痍の体でチームを決勝まで導きました。ベスト16からの3試合で5ゴール。そのすべてのゴールがチームを救う値千金のゴールでした。特にナイジェリア戦の後半88分の同点ゴールは印象的でした。

バッジョらしいゴールにパスをするようなシュートで、あの場面であの落ち着きは、やはりスーパースターのメンタルです。延長戦でも決着がつかずPK戦となった決勝では、5人目のキッカーとしてPKを外しました。負けが決まり、呆然と立ち尽くす姿はワールドカップの歴史でも1番と言ってもいいほどの名シーンです。

4.この2人はよく似ている

プレー自体とは関係ありませんが、個人的にはマラドーナとバッジョの感情表現が好きです。マラドーナの喜怒哀楽は説明するまでもありませんが、クールなバッジョが準決勝のブルガリア戦後に号泣しているのをみて、涙がでました。

あれは、勝ったことに対して泣いていたのか、肉離れで決勝に出られないかもしれないという悔し涙だったのかを、ぜひ、聞いてみたい。テレビでも雑誌でも、どこか特集でやってくれませんかね。(笑)

5.最後に

ワールドカップは1カ月間の消耗戦です。決勝まで順風満帆であがってこれるチームなどありません。だからこそ、それぞれの大会に個性があって、毎回おもしろいのだと思います。今回紹介したイタリア大会のアルゼンチン、アメリカ大会のイタリアは、どちらも初戦敗退のジンクスを打ち破って決勝トーナメントに進出しました。しかし、両チームともに決勝まで行くも最後は負けてしまいます。これがサッカーですね。これだから、ワールドカップはおもしろい。

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山本 幸一
長崎県五島列島育ちの建築士です。43歳になり、日々がマンネリ化してくるなか、何か新しい行動を起こしたいと思い、ブログを始めました。少しずつ勉強し、サッカー・建築・関心事等をアウトプットしていきたいと思っています。

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