everlemoned

サッカーと建築と日々の関心事を思いのままにつづるブログ

サッカー

ルヴァンカップ決勝 柏レイソル対FC東京【両チームとも攻守の切替えが速く決定機の多い展開。結果は2-1でFC東京が優勝】

投稿日:2021年1月4日 更新日:

ビーチサッカー

ルヴァンカップ決勝が元日の天皇杯決勝に続いて、新国立競技場で行われました。今シーズン、カウンター攻撃を得意としてきた柏レイソルとFC東京の対戦となりました。両チームともに決定機の多いスリリングな試合展開になり、観戦する側にはとても面白い試合でした。試合結果、ポイント、私が選ぶMOMは下記です。

  • 試合結果:柏レイソル 1-2 FC東京
  • 試合のポイント:両チームともにコンパクトで攻守の切替えが速く、スピーディーな試合展開。最後は助っ人外国人の個人技の差でFC東京が勝利
  • 私が選ぶMOM:レアンドロ選手(FC東京)

それでは、試合内容を詳しく解説していきます。

    この記事の目次

  1. ルヴァンカップ決勝 柏レイソル対FC東京
  2. 両チームともに攻守の切替えが速く、決定機の多い試合に
  3. 最後に



1.ルヴァンカップ決勝 柏レイソル対FC東京

今シーズンの公式戦最終戦、ルヴァンカップ決勝。元日に行われた天皇杯もすばらしい内容の試合でしたが、ルヴァンカップ決勝はそれを上回る内容で目が離せない展開になりました。

前線と最終ラインの距離を短く保ってコンパクトにし、奪ったボールをすばやくサイドに運んで、そこから速く攻めるのが持ち味の両チーム。特徴が似かよっているためか、非常にかみ合った試合になりました。

柏レイソルは4-2-3-1、FC東京は森重選手をアンカーに起用した4-3-3で試合はスタート。攻守の切替えが速く、両チームの持ち味であるサイドからのチャンスも非常に多くありました。勝負の分けたのは、ほんのわずかな助っ人外国人の個人技の差でした。

2. 両チームともに攻守の切替えが速く、決定機の多い試合に

ストリートサッカー

最初のチャンスは前半6分のレイソル。左からのシンプルなクロスにオルンガ選手が頭で合わせました。ボールは枠を外れましたが、身体能力の高さが垣間見えるシーンでした。

試合は前半16分に早くも動きます。自陣の左サイドから駆け上がってきたFC東京のレアンドロ選手がPA内で2人をかわして中央にカットインし、そのままゴール右隅にインサイドで流し込みます。スピード、フィジカル、テクニックを持ち合わせたすばらしい個人技でした。

一方の柏レイソルは前半20分。クリスティアーノ選手の右CKからオルンガ選手のヘディング。前半29分にはFKからDFのクリアボールを瀬川選手がボレーシュート。セットプレーからチャンスを作ります。前半40分には中央からのフィードをPA内でオルンガ選手が納め、落としたボールを江坂選手がダイレクトでシュート。いずれもゴールにはなりませんでしたが、決定機と言えるチャンスでした。

そのまま、FC東京のリードで終わるかと思われた前半45分。幾度となくチャンスを作っていたセットプレーから柏レイソルが同点に追いつきます。クリスティアーノ選手の左CKから、オルンガ選手が競ったボールがバーにあたり、こぼれ球を瀬川選手が押し込みました。

後半も選手交代なくスタートします。後半14分には、クリスティアーノ選手の左CKから、川口選手がダイレクトボレー。後半21分には、レアンドロ選手の直接FK。どちらもポストを直撃する惜しいシュートでした。この試合の両チームのセットプレーの質はすばらしかったです。

この試合の決勝点が生まれたのは後半29分。FC東京左サイドからのロングフィードを柏DFがクリアしますが小さくなります。そのボールをFC東京の永井選手がPA内に頭で入れると、中央に走り込んできた交代出場のアダイウトン選手が右足で押し込みました。

このシュートは技術的にも非常に難易度が高いシュートで、アダイウトン選手でなければ決められなかったかもしれません。

その後もレイソルは、ヒシャルジソン選手やクリスティアーノ選手、呉屋選手などにチャンスがありましたが決められず、FC東京が11年ぶりにルヴァンカップを制しました。

3.最後に

観る側には両チームにチャンスが多くあり、ゴールも3つ生まれるすばらしい試合でした。このブログでは海外サッカーの結果ばかりを記事にしてきましたが、天皇杯、ルヴァンカップの決勝の質は、ラ・リーガやセリエAの試合にも全く引けを取らない内容でした。

コロナがおさまったら、スタジアムに行ってJリーグを観戦したいなと思います。



-サッカー
-

執筆者:


コメントをもらえるとうれしいです。

関連記事

アンフィールド

リバプールの南野選手がプレシーズンマッチで1G1A。まだまだ本調子ではないチームで気を吐き、4得点に絡む活躍。

先日のFAコミュニティーシールドのアーセナル戦で公式戦初ゴールをあげたリバプールの南野選手が3部ブラックプールとのプレシーズンマッチに先発フル出場。 試合は7-3でリバプールが勝利。南野選手は1G1A …

はだし

ラ・リーガ20-21第7節 カディス対ビジャレアル 久保建英選手の【プレー解説】と【ヨーロッパリーグの展望】

ラ・リーガ第7節、ビジャレアルはアウェーで昇格組のカディスと対戦しました。 ヨーロッパリーグ初戦のスィヴァススポル(トルコ)戦で先発フル出場し、1G2Aの活躍をみせた久保建英選手はこの試合で今季リーグ …

子供

ラ・リーガ20-21第18節 エルチェ対ヘタフェ 【久保選手が2得点に絡む活躍。レッドカードもでる荒れた試合展開】

ラ・リーガ第18節は、エルチェ対ヘタフェ。久保選手がビジャレアルからヘタフェに移籍し、最初の試合となりました。この試合、久保選手は64分から移籍後初出場で2点に絡む活躍を見せてくれました。 試合は両チ …

サッカーボール

ラ・リーガ20-21第6節 ビジャレアル対バレンシア【久保選手は63分から出場。試合結果は2-1でビジャレアル勝利】

ラ・リーガは第6節、ビジャレアルはホームにバレンシアを迎えました。 試合はいぶし銀パレホ選手が決勝ミドルを決め、2-1でビジャレアルが勝利。 久保建英選手は63分から出場し、ビジャレアルでは最長となる …

サンシーロ

セリエA 20-21 第1節 ACミラン対ボローニャ・ユベントス対サンプドリア【冨安・吉田両選手出場も試合はともに敗戦】

セリエAが開幕しました。(ラ・リーガ開幕戦の記事はコチラ) 今シーズンのセリエAには、ボローニャ・冨安選手、サンプドリア・吉田選手の日本代表CBコンビが挑戦します。 開幕節から、ACミラン対ボローニャ …

プロフィール

五島風景
山本 幸一
長崎県五島列島育ちの建築士です。43歳になり、日々がマンネリ化してくるなか、何か新しい行動を起こしたいと思い、ブログを始めました。少しずつ勉強し、サッカー・建築・関心事等をアウトプットしていきたいと思っています。

詳しいプロフィールはこちら