サッカー漫画の主人公と言えば、翼に代表されるようにエースで10番が王道。
しかし、時代は変わった?(笑)
ついに、主人公にサイドバックをもってくる作品が現れた!
その作品は小林有吾さん作、
今日は、高校時代はサッカー部に所属し、サッカー漫画歴35年の私が、【キャプテン翼】と【アオアシ】を紹介してみます。
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この記事の目次
- キャプテン翼からアオアシ
- 最後に
1.キャプテン翼からアオアシ
サッカー漫画を始めて読んだのは小学2年生の時。もちろん【キャプテン翼】です。
キャプテン翼は、1981~1988年まで週刊少年ジャンプで連載されていました。
今や世界中で読まれているサッカー漫画の王道で、メッシやクリロナも絶賛しています。
南葛小に転校してきた翼が全国大会やワールドユースを戦っていくなかで、仲間やライバルとの友情や絆を深め、人として成長していく姿を描いた作品。
この作品のヒットがあったおかけで、今のJリーグがある?
といっても過言ではないかもしれません。
その後の35年で、キッカーズ、イレブン、シュート、Jドリーム、ビバカルチョ、ジャイアントキリング、デイズと8作品ほど読んできました。
ジャイキリとデイズはちょっと作風が違うと思いますが、サッカー漫画の主人公と言えば翼に代表されるように、やっぱりエースか10番が大多数。
そんな中、最近読み始めたのが、【アオアシ】。主人公はなんとサイドバック!
愛媛の中学校でFWをしていた主人公のアオイアシトが、東京のJクラブである東京シティ・エスペリオンのユースセレクションを受け、合格。
その後のユースでの監督、コーチ、チームメイトとの日々を描いたストーリー。
作品前半では、主人公アシトは王道どおりFW。結果も出し、そのまま王道漫画の道を歩んでいくのかと思いきや、監督からまさかのサイドバック転向通告!
この作品の面白さは、【視点】。主人公アシトの視点、監督のオッチャンの視点、ジュニアユースからの昇格組の視点、セレクション合格組からの視点、先輩たちの視点、絶対的エースの視点、相手チームの視点などなど、いろいろな角度からそれぞれの立場でのサッカーを描いていて、読んでいてとても勉強になります。
2.最後に
アドバイスの伝え方、伝えるタイミング、答えへの導き方、自分たちで考えることの重要性、そして努力することの大切さ。
どれも会社や仕事、社会でよりよい生活を送っていくために必要となってくる要素です。
アオアシはそれをJクラブユースという環境を通して、うまく表現していると思います。
現在、単行本は21巻まで発行。(16巻の記事も書いています。)
これからどんな展開が待っているのか、アシトFW復帰?的なサプライズがまたあるのか、これからもまだまだ楽しめそうです。