みなさんがおもしろいと感じる作品はどういうものですか?
このブログでも、いくつかドラマの記事を紹介してきましたが、私がきまっておもしろいと感じる作品の共通点はズバリ、これです。
- 脇役が主役を食ってしまっていること
海外ドラマ【SUITS(スーツ)】はまさにそういう作品です。
今回はファイナル・シーズンから私の好きな名言3つとともにSUITSの魅力を紹介します。
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この記事の目次
- 喜怒哀楽を表現した海外ドラマ【SUITS(スーツ)】
- 心に響いた言葉 ベスト3
- 最後に
1.喜怒哀楽を表現した海外ドラマ【SUITS(スーツ)】
SUITSがいよいよファイナル・シーズンを迎えました。シーズン1を観たのが8年前。
8年間続くドラマって日本では考えられないですよね。(笑)
それほどおもしろいのが、このSUITSです。
みなさんがおもしろいと感じる作品はどういうものですか?
私は、今までの記事でいくつか漫画やドラマ、映画を紹介してきました。
私がおもしろいと感じる作品には共通点があります。
それはズバリ、それぞれのキャラが立っていること。もっと言うと、
- 脇役が主役を食ってしまっていること
このSUITSはまさにそういう作品です。
主役はハービーとマイクですが、いつもルイスやドナ、ジェシカ、レイチェル、グレッチェン、カトリーナ、シーラ、アレックス、サマンサあたりが軽々と主役を食っていきます。
2.心に響いた言葉 ベスト3
登場人物やあらすじは他のサイトで山ほど紹介されていますので、今回は割愛します。この記事では、ファイナル・シーズン(全10話)の中から、名言や私の好きなフレーズ ベスト3を紹介させていだだきます。
第3位 あなた達がケンカしている姿でさえ、素敵な家族に見えた。(サマンサ)
サマンサはアレックス家族の夕食に招待されますが、アレックスは娘とケンカし、夕食は台無しに。次の日、アレックスはそのことをサマンサに謝ります。
その時にサマンサがアレックスに感謝の気持ちを込めて伝えた言葉です。
SUITSは、「謝罪」と「感謝」を繰り返しながら展開されていきます。
みなさんも普段の生活で実感されているでしょうが、「謝罪」も「感謝」も相手を信頼していないと表面的なもので終わってしまいますよね。
娘を叱るアレックスの姿から、サマンサは「娘を思う父の気持ち」を感じ取っています。
これは仕事を通して、サマンサがアレックスの実直さを認め、信頼しているからでしょう。
信頼関係は急にできあがるものではありません。
積み重ねでしかできませんし、作ろうと思ってできるものでもないでしょう。
だからこそ、SUITSの面々のように、毎日、自分ができることに全力で取り組んでいかないといけないのだと思います。
第2位 ハービーになるのもよかったが、やっぱり私がいい。(ルイス)
ハービーの留守中、ハービーになりすましてクライアントに会いに行き、色々なトラブルを起こした末にクライアントとの契約を終えた後に、ルイスがもらした一言です。
誰にでも、目標の人、憧れの人はいます。でも、なれませんよね。
目標や憧れはモチベーションになりますが、それよりも大切なのは自分が納得して取り組めているのかどうかだと思います。
ルイスは憧れのハービーになりすました結果、ハービーの大変さも理解でき、そのうえで、やっぱり自分の身の丈に合った納得できる生き方がよいと感じたのでしょう。
第1位 今でもイカレ野郎だけど、私の大事なイカレ野郎よ。どこまでも味方します。(グレッチェン)
グレッチェンの役どころは、スラムダンクで例えると安西先生ですね。(笑)
事務所の存続が決まる裁判の前日、ルイスが秘書のグレッチェンを夕食に誘う時のワンフレーズです。ルイスは優柔不断でトラブルメーカーですが、仕事は超一流。
グレッチェンはルイスの長所も短所も全部理解していて、いつもルイスに的確なアドバイスを与えてくれる存在です。
だれかのアドバイスを欲しいと思った時、みなさんはだれに聞きますか?
私は、私よりもがんばっている人に聞きたいなと思います。
2人はうまくいった時もいかない時もお互いのがんばっている姿をいつもみています。
それが強い絆となり「イカレ野郎」ですら、ほめ言葉になる信頼関係を築いています。
私の憧れる関係性です。
3.最後に
最後にあらためて、SUITSの魅力をひとつだけあげるなら、
- 喜怒哀楽
私が思うというよりSUITSファンはみんなそう感じているでしょうね。
観るといつも元気がもらえ、考えすぎずにただ戦うことも大事だと教えてくれます。
人生を楽しく生きていくコツは【喜怒哀楽】だよと、優しく伝えてくれています。
終わってしまうのは、やっぱり寂しいですね。
コールドプレイの「Viva la Vida」をBGMにしたエンディングの回想シーン、SUITSファンなら涙がでますよね。私は鳥肌が立ちました。(笑)
また、観れる日が来るといいな。